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京料理・懐石料理・日本料理の料亭「京都吉兆」メディア紹介 新聞・雑誌等
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何事をするにも、材料がなければ手の下しようがないことのたとえとして、「品玉も種から」という表現があります。品玉とは、たまとり、弄玉などとも呼ばれ、玉を空中にいくつも投げて巧みに受け止める曲芸のひとつ。それが転じて、手品の意に用いられるようになったとか。
料理の世界でも、材料(種)はもっとも重要です。どんなに技術や演出が優れていても、素材の良さ、それを見極める目をなくして、いい料理は生まれません。そんなことを改めて感じさせてくれたのが、京都の東山区にある「マジックテーブル」というお店でした。
ご主人のテーブルマジックと軽妙なおしゃべりがお酒をより味わい深いものにしてくれる、実に不思議な時間を体験できる空間です。
手品には必ず種があると知っていながらも、テーブルをはさんで次々に繰り広げられる摩訶不思議な世界を目の前にすると、日頃自分は、いったい何を見て、何を聞いて、何を信じて生きているのだろうかという思いを抱えざるをえなくなります。
いまここにあったはずのものが、思いもかけぬ場所から登場したり、心のなかだけで想像してたはずの数字や形がピタリと表示されたり、コインがガラスのコップを突き抜けたり。カードやカップ、ボールを巧みに操るご主人の手捌き、その動きと綾なしながら繰り返される言葉が織りなす時空間はまさしく、妙なるものとしかたとえよう
のないミラクルワールドです。
「妙(みょう/たえ)」というのはいずれも、不思議なまでに優れているさま、はなはだ巧みなこと、美しいことを表します。そして、妙手・玄妙・美妙・霊妙といった言葉が示すように、実に意味深長な言葉を綴ります。
考えてみれば、私たちが見ていると思い込んでいる事象も、実は妙なる縁で見せられているものだったり、あるいは見ているつもりで見えていなかったりするものなのかもしれません。
「マジックテーブル」という場所は、不思議で巧みで美しい時間を体験できる所であると同時に、人の妙、世の中の妙を改めて考え直すきっかけを与えてくれる空間でもあるのです。


「マジックテーブル」のご主人、マジシャンの喜多充氏。カードやコインを自在に操 りながら、摩訶不思議な時空間をつくりだす。小さなテーブルをはさんで対峠する二 者の間には、見せる者と見せられるものといった言葉では表現しきれない、不思議な 世界と化す。

マジックテーブル
TEL[075]533-6635
京都府京都市東山区四条縄手上ル西側KONAビル3F

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